はじめに
はじめまして。
FP×薬剤師の『じんじん』と申します。
プロフィールをご覧いただけるとわかりますが、私は病院で薬剤師をしながらファイナンシャルプランニング技能士(以下FP)の資格を取得しました。
本業はFPとはまったく無関係の業種ですから、資格取得のときは完全な知識ゼロからまずはFP3級を取得して、その後に2級を取得するという、王道パターンを進んできました。
そもそもなぜ薬剤師がFPの資格を取ろうと思ったのか。
それこそがこのブログの原点でもあります。
後ほど詳しく書かせていただきますが、簡単にいうと「このままじゃまずい」と思ったからです。
そんな私だからこそ、多くの方のお役に立てる部分があるのではないかと自負しております。
このブログが安心な理由
私は保険会社や金融機関、証券会社などとはなんのつながりもありませんので、各所への忖度なしに考えを整理したり、話題を提供したりすることが可能です。
このブログでは特定の保険商品(生命保険や損害保険など)や、投資商品(株、投資信託、不動産など)を売りません。
もちろん話題として紹介したり、制度や仕組みなどについて触れることはあると思います。
でも、「保険や投資について相談したら何か売りつけられるんじゃないか」という不安は一切不要ですのでご安心ください。
そして「いますぐ●●をしないと、大損しますよ!」というような煽りもいたしません。
不安を駆り立てて何かを売ろうという気はありませんし、そもそも世の中のすべての方が100%大損するような状況なんてそうそうありませんから。
また、薬剤師という職業の特性からか、「エビデンス(証拠)がない、再現性がない、理論的に説明がつかない」なんてものは好きではありません。
ですから、「〇〇をやるだけで簡単に月何百万円が!」みたいなものも紹介いたしません。
『超ハイリスクでも良いし、なんなら法的にグレーでも、とにかく超短時間で一攫千金!』というかたは本ブログの読者として想定しておりませんのでご了承ください。
ご覧いただいているみなさまのために
このブログをご覧いただいている方は、薬剤師をはじめとする医療従事者の方や、人生の中盤に差し掛かり色々と気がかりなことが出てきた方、あるいは健康、転職、副業などなにかしら興味をお持ちでリサーチ中の方などでしょうか。
これからFP×薬剤師の視点で皆さまにとって役に立つ情報を紹介したり、私なりの判断材料を提供したりといったことを目指してまいりますので、どうぞ末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。
病院薬剤師20年で見えてきた現実
大学を卒業後の就職先を考えていたとき、私はスムーズに製薬会社の内定をいただきました。
製薬会社の研究部門で新しい薬をつくるため、日々研究に取り組むことを想像していました。
求人を見ながら、「製薬会社の研究職の初任給って意外と高くないんだなぁ」と思っていました。
そして同級生の中にはドラッグストアへの就職を決めた友人も。
聞けはドラッグストアの初任給は製薬会社の研究職より高額でした。
少しモヤモヤしながらも、先輩方の言う「製薬会社は初任給こそ安いけど、その後はどんどん昇給していくし、退職金も大きんだぞ。生涯収入で考えれば絶対に製薬会社がいいぞ」という言葉を信じてみました。
しかしながら、いろんな事情があって製薬会社の内定を辞退せざるを得ない事態になりました。
そしてゆっくり就職活動をする間もなく、地元の病院への就職を決めたのでした。
その時に提示された年収は、製薬会社が提示していた初任給より少し高いものでした。
そのため、「この年収なら問題ないか」と安易に判断し、就職することを決めたのでした。
さて、それから約20年がたった今、どうなっているのかというと…。
薬剤師としては順調にキャリアアップをして、責任ある立場をいただいています。
また、職能団体や学会の認定薬剤師の資格を取得するなど、ある程度は自己研鑽が目に見える形になっている状況です。
そして家族にも恵まれ、妻と高校生の子どもの3人暮らしです。
自宅は30代で注文住宅を35年ローンで購入し、毎月の返済を進めているところです。
ここまで書くと、比較的順調で、安定した生活を送っていることがご理解いただけるのではないかと思います。
しかし、40歳を過ぎたころに重大な問題があることに気づきました。
それでもしばらくはその問題を見て見ぬふりをしていたのですが、いよいよ直視しなければならない状況に。
「このままじゃまずい」
年収は安定しているのに不安が消えない理由
病院に勤務して、職場内での立場もステップアップし、収入は安定しています。
病院の薬剤師という職業柄、景気の善し悪しにあまり影響を受けることなく、決まった額の給与をいただいています。
また、賞与(ボーナス)についても、就職する際に提示された「基本給の◯ヶ月分」というはしっかりと守られています。
病院で勤務していると、急を要する患者様のお薬の処方への対応などで、時間外勤務(残業)が発生することもあります。
私の勤務先はありがたいことに、きちんと残業代も支払ってくれています(本来、当然のことなので特にありがたいと感じることでもないのかもしれませんが)。
つまり、この私の状況というのはどこからどう見ても「安定」していたと言えます。
これは、多くの薬剤師や、医療従事者に共通しているのではないでしょうか?
しかし、40代に入って、改めて考えてみたときに「本当に大丈夫なのか?」という不安に襲われました。
- 子どもは数年のうちに大学に進学するはずだが、教育資金は大丈夫なのか?
- 貯蓄が決して多いとは言えないが、これは一般的には危険水準なんじゃないか?(恥ずかしながら私達夫婦は結婚当初からかなりの浪費家で、貯金なんて…という考えでした)
- 住宅ローンはこのまま払い続けられるのか?
- いろんなところで「保険はムダだ」とかいう話を聞くが、うちはどうなんんだ?
- このまま定年までいまの職場で働き続けるのが正しい選択なのか?
- 老後のこととか何も考えてないけど、年金とかでやっていけるのか?
こんな不安が突如として襲ってきたのです。
なぜ急にこんな不安に襲われたかというと、実は私自身よくわからないというのが正直なところです。
格好良く言えば「雷に打たれるように」みたいなものでしょうか。
このように生活とお金にまつわる不安に襲われた私は、早速情報収集を始めました。
薬剤師で、もともと研究職を目指していた私は、「リサーチ」は結構得意だと思っています。
ただ、調べても調べても出てくるのは決まった情報ばかりでした。
その情報は次のようなものです。
- 教育資金は子どもが小さい頃から計画的にためていく必要があり、大学だけでも進学先によっては数千万円が必要になる。
- 収入を上げたければ転職エージェントを利用して転職して年収アップを狙いましょう。
- 最低でも半年間は無収入でも暮らせるだけの貯蓄は必須。
- 貯金をしても利息はほとんどつかないのだから投資でお金を増やすべきだ。
- 保険はムダだから解約して、その保険料を投資に突っ込め。
- 住宅ローンはどんどん繰上返済して、早く完済したほうが利息の支払いが少ないから良い。
- 老後は2000万円不足するから、自分で備えておかないと貧乏老人になる。
こんな情報ばかりで不安と絶望に打ちのめされていました。
家族がいる40代が直面する“選択肢の少なさ”
打ちのめされてばかりでは何も変わらないことに気づいた私は、とりあえず手当たり次第にお金に関する本を読み漁りました。
このときに読んだ本については、別の機会に紹介したいと思います。
さらに、インターネット上には素晴らしい解決策が隠されているんじゃないかと期待し、毎日のように「40代 お金」「薬剤師 収入アップ」「家計 改善」「投資 うまくいく」といったワードで検索していました。
そして、絶望と不安に打ちのめされていた私をさらにどん底に突き落とす事実に気づいてしまいました。
それは…
選択肢が少なすぎる。
昔に比べると、今の世の中というのは選択肢が多いはずです。
しかし、40代で病院薬剤師、家族あり、数年後には子どもが大学生となると、現実的に実行可能な選択肢は多くありません。
私が実行可能な選択肢が少ないと感じた理由はただ1つ。
「リスクをとれない」
これに尽きます。
- 収入が減ったら…
- 新しい職場に適応できなかったり、知識や技術が足りなかったら…
- 投資で損失が出たら…
- 保険を解約したあとに病気や怪我をしたら…
そんなことを考えていたら、実際に現状を打破できるような解決策なんて存在しないんじゃないかと、ある意味恐怖ともいえる結論に至ったのです。
だから私は「お金」を学び始めた
「解決策がない」という結論に至ったものの、それでは人生詰んだも同然ということになりますし、家族を不幸にする未来しか見えないことになります。
そこで、遠回りかもしれないけどまずはきちんとしたお金の知識を身につけようと考えました。
無知だからこそ、本に書いてあること、ネット上に書いてあることを読んで、絶望しているのではないか。
正しい知識があれば、情報の真偽や現実性を評価できるし、信頼性のある情報の取捨選択もできるようになるんじゃないか。
正しい知識に基づいて、自分にとって適切な情報をきちんと理解しながら身につけていけば、きっと何か私の人生のお金にまつわる不安を好転させることができるんじゃないか。
そんな根拠のない期待を抱きつつ、お金の勉強を始めることを決めたのでした。
いま振り返ってみると、この「根拠のない期待」は概ね正解だったと思います。
最後に
私が学んで良かったことをこれから皆様にシェアしていきたいと思います。
忖度しないこと、再現性があること、根拠に基づくこと、煽らないこと
これらを大事しながら情報発信を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ぜひ、豊かな暮らしを手に入れる日を目指して一緒に歩んでいきましょう!


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